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応用数理学科4年生の応用数理講究A, B(数学科4年生は数学講究A, B)は,前半は専門書を細かいところまできちんと計算しながら読んでいき,専門書の読み方を学びます.後半は過去の研究論文を読んだりしながら自分でその結果を再現することで研究のノウハウを身につけ,過去の研究結果を自分なりに理解することを試みながら,文献には書かれていない具体例を考えてみるなどして答えが文献には書かれていない問題に自分で取り組んで行きます.それを発展させて卒業研究に取り組み,2月に卒業論文提出,卒業論文発表会を行い,自分の研究成果を発表します.

2023年度の4年生ゼミは「差分と超離散」広田良吾,高橋大輔 著(共立出版)を読んでいます.

過去に4年生ゼミで取り扱った専門書は以下です.基本的に非線形現象・非線形数理(特に,可積分系、ソリトン、非線形波動)に関する本を読んでいます.

非線形波動の古典解析 - ソリトン,それに続く非線形の世界,大宮眞弓 著,森北出版 2020年度

波動と非線形問題30講,戸田盛和 著, 朝倉書店 2015年度

曲線とソリトン,井ノ口順一 著,朝倉書店 2016年度,2019年度

箱玉系の数理,時弘哲治 著,朝倉書店 2016年度,2021年度

Glimpses of Soliton Theory: The Algebra and Geometry of Nonlinear Pdes, A. Kasman, AMS 2017年度

Discrete Systems and Integrability, J. Hietarinta, N. Joshi, F. W. Nijhoff, Cambridge Univ. Press 2017年度.2020−2021年度はB4,院生を中心として読んでいます.

実験数学読本,矢崎成俊 著,日本評論社 2017年度

非線形波動の物理,田中光宏 著,森北出版 2018年度.2021年度はM1を中心とした院生ゼミで読んでいます.

​非線形波動,和達三樹 著,岩波書店 2022年

​差分と超離散, 広田良吾,高橋大輔 著,共立出版 2023年度

当研究室の研究内容に興味があり研究室を見学してみたい方は丸野までメールをしてください.

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